「害獣を寄せ付けない!害獣対策に役立つグッズ」
害獣は、被害に遭う前に対策をしておくことが大切です。
「新居だから、害獣被害に遭いたくない」
「害獣が出ると聞くけど、自分の家は被害に遭いたくない」
「害獣被害によって建物の価値を下げたくない」
害獣によって建物の破損や健康被害を招く恐れがあり、害獣被害が出てしまってからでは費用が高額になる場合もあります。
一番の対策は、事前に害獣の侵入を防ぐことです。
今回は、害獣対策グッズについて詳しく解説します。
害獣の対策グッズで害獣の侵入や被害を抑えられます。
害獣被害を事前に防ぎたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
【対策グッズ】
害獣対策グッズには、香りで対策をするもの、光で対策をするもの、音で対策するもの、動きで対策するものなどがあります。
①香りで対策をするグッズ(忌避剤)
害獣対策グッズの中でも一般的なものが、香りで対策を行える忌避剤です。忌避剤の中には害獣の苦手な香り成分が含まれており、忌避剤を散布することで害獣を遠ざける効果があります。実際に販売されている製品は以下のようなものです。
■忌避一番固形タイプ
野良犬、野良猫、ネズミ、イタチ、たぬき、ヘビなどの幅広い害獣に対して対応している忌避剤です。固形タイプなので、害獣の痕跡がある所に散布することで、簡単に害獣対策を行うことが出来ます。
■ウルフピー
オオカミの尿の香り成分が含まれている忌避剤になります。動物は、尿などでマーキングをして自分の縄張りを作っています。その習性を利用し、狼の尿に含まれている独特の香りを恐れるクマ、イノシシ、サル、シカなどの動物を追い払うことができます。
■獣除け線香
線香型の忌避剤です。燃焼時間は5~6時間で持続性は他の忌避剤に比べてありませんが、軽作業などを行う際に適した製品です。また、線香型なので燃焼して灰になり、後片付けも楽に行うことができます。
■木酢液
木酢液は、木を燃やした時に発生する香りを液体化したものです。煙のような香りがするのが特徴で、イノシシなどが特にこの匂いを嫌います。
②光で対策するグッズ
反射板などのようなキラキラ光る物(反射板など)で対策をするものも有効です。
■鳥よけ反射プレート
カラスなどの鳥類に効果的な対策グッズです。キラキラと光ることで、鳥類の視覚に訴え、近付かせない効果があります。
■防獣ライト
防獣ライトも害獣の対策に役立ちます。特に夜行性の動物に対して効果を発揮します。ライトにも様々な種類があり、赤やオレンジ系の色を放つものがオススメです。赤やオレンジの光を嫌う害獣が多いので、非常に効果的です。
■レーザー光線
センサーで害獣を感知し、害獣に向かってレーザー光線を放つ装置がレーザー光線です。センサーは24時間365日稼働するので、一度設置してしまえば自動で監視してくれます。監視の手間が省けて便利ですが、電気料金はかかってしまうのが難点です。
③音で対策するグッズ
音で対策する方法もあります。具体的な対策グッズには、以下のようなものがあります。
■超音波装置
動物は人間と違って聴覚が発達しており、波長の高い高音の音も聞き取ることができます。一定のレベルを超える高音は動物たちにとって不快な音となり、居心地が悪くその場に近寄ってきません。
■音追いピストル
ピストルも害獣対策には非常に有効です。一発ずつしか放てないので、持続性という面では超音波装置には負けてしまいます。しかし、瞬発的な音による対策グッズの中では最もも効果的です。
■害獣撃退ラッパ
手動のラッパで音を立てて対策をすることができる対策グッズです。手動で持ち運びにも便利です。
■警報音装置
センサーに反応すると警報音がなり、害獣を驚かせて遠ざけることができる害獣対策グッズです。害獣には夜行性が多いので、夜間の静かな場所で警報音がなると驚いて近づいてこなくなります。
④動きで対策するグッズ(カラス除けなど)
カラス除けのように、風にあおられてゆらゆらと揺れることで害獣防除を行うことができるものもあります。具体的には以下のようなものがあります。
■カラス除け
代表的なものがカラス除けです。カラスの形をした模型を吊るすことで、周囲のカラスに近寄ったら危険だということを警告します。
■凧
凧も風にあおられてフワフワ動くので、害獣が寄ってこなくなります。デメリットとして、強風の場合は取り下げなければいけません。しかし、動きが大きいのでほとんどの害獣は警戒して寄ってこなくなります。
■ニョロニョロトルネード(ヘビの形をした凧)
多くの害獣がヘビを苦手としています。波打って移動する動きが害獣の視覚を刺激し、近寄ってこなくなります。
【まとめ】
害獣被害に遭う前に、自分で何とかしたいという方も多いのではないでしょうか。
ネズミやハクビシン、イタチなどの害獣の被害を受けてしまうと、対策以上に駆除費用が掛かってしまいます。
住み着いてしまった害獣は簡単に対策することができませんが、紹介した対策グッズを利用することで予防できます。様々な害獣がいますが、対策グッズを組み合わせることで効果が上がります。
自分で対策をする際は、ケガなどに気を付けて対策を行うようにしましょう。
害獣が発生してしまった場合には、無理に自分で駆除しようとせず、業者に任せてしまうことをオススメします。