日本に住むコウモリは駆除できない?コウモリ駆除に関する法律

    
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日本に住むコウモリは駆除できない?コウモリ駆除に関する法律

日本で見られるコウモリは「アブラコウモリ」と呼ばれるコウモリであり、別名「イエコウモリ」と呼ばれています。

夜行性で民家に巣を作り、わずか1㎝の隙間でも侵入してしまいます。

家に住み着く虫などを主食としており、害獣ではなく益獣といわれます。

コウモリが厄介なのは、一度住み着くと追い出しても時間の経過とともに戻ってくる点、そして保護や殺処分が認められていない点です。

コウモリは鳥獣保護管理法により、許可なく捕獲したり殺処分したりすることができません。

屋根裏に住み着いてしまった場合、追い払うことしかできないのです。

鳥獣保護管理法とは、哺乳類や鳥類などの野生動物の駆除や捕獲を禁止している法律であり、コウモリは哺乳類に分類されるため、この法律が適応されます。

違反した場合には1年以下の懲役、または100万円以下の罰金が課せられます。

アブラコウモリは人を噛むことによって発症する狂犬病などの危険性はないといわれていますが、排泄物などに病原菌が多数含まれています。

また、コウモリにダニやノミが多く付着しているため、直接触ることは危険です。

そのためプロに追い出しを依頼するのがオススメです。